アルミ電解コンデンサ装置

Vチップ耐振座板組付機 JVA-302

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車載対応の耐振Vチップ品アルミコンデンサを製造
  • 測定したい
  • 選別したい
  • 検査したい
  • 組立てたい

本機は、車載対応の耐振Vチップ品アルミコンデンサを製造することを目的にしております。
従来機へ新機能および改善を加えた機械になっております。
【概要】
パーツフィーダーから供給されたコンデンサの印刷面をクリーニングし加工テーブルへ送りこみます。
加工テーブルの第一段階はリード線方向を揃え、定寸カット後プレス加工を行います。次に加工後の異物を除去したものに耐振座板を挿入します
第二段階は曲げ、容量・Tanδ測定、最終切断のリード加工を行います。その後、Vチップ品に成型されたものの底面の異物を除去し、ESR測定を行います。
次に充電検査テーブルのLC電気特性検査部に移り、一定時間の充電を確保するため連続充電機構とし、加工リード面に接触時のストレスを軽減する機構としております。
検査後の良品は頂部に捺印し、UV乾燥後、テーピングユニット部にて、エンボステープに収納します。

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特 長

ESR測定、漏れ電流検査が安定した方式を採用

ESR測定は独自のコンタクト方式をとっており、連続給電による充電の為、漏れ電流検査が安定する機構としております。

座板の品種切り替えが容易な構造

座板供給部とLC充電部に耐振座板と平座板の兼用可能な部品配置としております。

オプションのリールチェンジャーで収納までの過程を省人化

エンボステープに座板組付したアルミコンデンサを収納したのちに、リールチェンジャーへ接続可能となります。

基本仕様

項目 内容
総寸法 (W)2690 × (D)2860 × (H)1790(㎜)
重量   約2400㎏
電源  三相 AC200V 50/60Hz
塗装色 マンセル 10Y 8/1(標準色)
使用空気圧 0.5MPa以上
適用品種 導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
適合製品サイズ(外径) φ6.3 ~ φ10
適合製品サイズ(L寸) 6L ~ 13.5L

機構概要

➀コンデンサ印刷面清掃
②コンデンサ挿入
③リード修正
④方向チェック(1)
⑤180度回転
⑥方向チェック(2)
⑦不良排出1
⑧リードプレカット
⑨コンデンサ90度回転
⑩リードプレス
⑪リード外側ブラシ
⑫座板供給・挿入
⑬第1リード曲げ
⑭第2リード曲げ
⑮容量・Tanδ測定
⑯リードカット
⑰座板底面ブラシ
⑱座板有無検出
⑲不良排出2(容量、座板無し、Tanδ)             (ESR-CE、ESR-HI)
⑳充電検査駆動テーブル
㉑放電部(5ポジション)
㉒連続充電(60ポジション)
㉓LC測定(1ポジション)
㉔放電部(10ポジション)
㉕取出しインデックステーブル
㉖リード出代・画像検査(下面)
㉗不良排出3(LC-CE)             (LC-HI)
㉘ 位置決め
㉙捺印搬送インデックステーブル
㉚印刷
㉛UV乾燥
㉜位置決め
㉝リード浮き画像検査(リード出代、浮き)
㉞取入れインデックステーブル
㉟サンプル排出・不良排出4(リード出代、浮き)
㊱NG品排出・リトライ
㊲テーピングユニット
㊳印刷外観画像検査(上側)、 座板方向・カケ画像検査(下側)
㊴リールオートチェンジャーRCS-516型は別途オプション扱にて接続可(別資料参照)
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